人は必要なときに必要な人と出会うということ。





「さくまさんを嫌いになることなんてない」




そう私がスマホに打ち込んだあの日、もう季節は秋だった。
彼を好きになって初めての秋だった。
きっとこれは言霊みたいなものでそれは絶対だった。
だって私は今も、彼のことを嫌いになっていないから。


だったらどうして?だったらなんで?
それは気持ちの一方通行に気づいてしまったのが1番だった。

好きすぎて名前すらまともに呼べなかった人との恋に終止符を打たせてくれたのは、確実に望くんでした。



まずさくまさんについて話そうと思う。
彼はグループの中で切込隊長、アニメオタクという肩書きがある人物であり、なにより1番に背が低くて、ダンスがうまい。
そして9人の中での唯一のO型、男3人兄弟の中間子、1番はしゃいでいるように見える彼が中間管理職の役割を果たしてる。

誰よりもまわりを見ている。
そして誰よりも人の痛みに敏感で
人の為ならば自分の意見を曲げることが出来る人。

さくまさんは今28歳。
自分の学生時代を聞かれたとき、
俺はスクールカースト最下層にいたからさ、と話した。



「学校が本当に楽しくなかった、いい思い出がないんだ。」



キラキラアイドル、幼い頃からジャニーズだった彼が
そんな現実を過ごしながら、お仕事をしていた事実に
私は震えた。どんな気持ちで日々を過ごしていたんだろう。
彼に感情移入をしたそのときから私の恋が始まっていた。




少しだけ自分の話をします。
私も実は学校生活がとても苦手な人間だった。
人に合わせるのが苦手で、自分の意見を正しいと思い曲げないことによって
人と衝突してはひとりになることを繰り返して。
友達がいなかったわけではないけれど
定期的なスパンでひとりぼっちになることがあった。
誰一人と会話をしなかった、そんなわけじゃないけど
心は誰にも開けず、なんとなく死にたくて。

今考えたら10歳やそこらの歳でそんなことを考えていた自分怖いなって思うんだけど、やっぱりこどもだから。世界は狭かったし、親も厳しくて。だけど親が一生懸命働いてる姿見てたら死ぬとかできるわけなかったし、ただただ布団にうずくまって声を出さないようにして毎日泣いていた。自分の部屋にはテレビもなくて、ただCDラジカセからお年玉で買ったV6のベストアルバムがずっと流れてた。
毎月買っていたMYOJOに、堂本剛くんのコラムが毎月あったんです。それを何度も何度も読み返して泣いてた。堂本光一くんのSHOCKのかっこいい姿見て、こんな人にいつか会いたいな見に行きたいな。
そう、このときから私はずっとジャニーズに救われていたんだなって思うんです。

中学も高校もなにかしら対人関係でモメてたりしてさ。友達つくるのが下手で、結局恋愛依存になってた。



だからリア恋思考が強めなのはあるのかもしれない。
彼氏がいる時に2次元に推しなんていなかったから。
わたしがジャニーズ離れしていた期間は
現実で恋をしていたそんな期間だった。



さくまさんと私はなぜかリンクするところがあった。
まったくちがう世界の住人のはずなのに
どこかでなにかおなじものを感じてしまった。


それが良かったのか悪かったのか今となってはわからないんだけど、キラキラ輝く彼の内側を思うようになってしまった。すべてをわかりたいと思っていたのかもしれない。




2019年の冬から半年の間に
息子の入院が4回あって、心も体力もすり減った。
体の奥にストレスが溜まる音が聞こえるようになった。

そのときTwitterで知り合っていた友達には、まずこどもがいることすらまともに話していなくて。


そんな私を支えたのは親友とさくまさん。
現実がそうでした。
さくまさんの笑顔に救われた。
いつでも彼が私に笑いかけてくれた。
大丈夫だよって言って、私が泣きだすたびに、
目を閉じるたびに頭を撫でてくれたのは
紛れもなくさくまさんでした。



そんな大切な人だった。
私の心の支え、中心、軸だった。
彼が笑うことは私の生きるすべての意味だった。



そんな人と離れた最大の原因は最初に話したとおり
どこまでたっても一方通行の思い。
これは好きになりすぎた代償だと、私は思っていて。



それはリア恋の気持ち、とはまた違うものだと思う。
個人的意見だけどね。
リア恋思考じゃない人から見たら
それもリア恋じゃんって思われるかもしれないけど。


ありがたいことに彼のメディアの露出は増える一方で
雑誌、テレビ、ラジオ追いかけました。
Twitterに張り付いたように過ごしました。
雑誌の予約をしないと買えない世界でした。


でも、それは彼だけじゃない。
彼以外がメインなことがほとんど。
いつか単独で表紙をしてほしい、なんて夢は
いまだに叶っていないみたいです。


彼が自分の満足するまで僕達のCDを買ってくださいというので
人生で初めて同じタイトルのCDを2桁買いました。
それでも足りないような気がした。
満足ってなんだろう。
なんだかいつまでも落ち着かない日々だった。
だけど無事に彼らはミリオンをとったらしい。
それでよかったんだと思った。きっと。なんとなく。



彼は下積みが長かった。
ナンバーワンに、なりたい人。
笑顔の下には誰よりも強い闘争心。
もう負けたくない。
自分を応援してくれる人への、それが恩返し。


わかっていた。わかっている。つもり。
だからこそ、すべてを受け入れるのが私の役目だと
そう思っていた。
彼を愛すべきふさわしい人間に。



忙しさに追われる毎日。
疲れていた。現実にも、さくまさんにも。
追いかけても追いかけても満足できない自分が。
情けなくて。苦しくて。



そんなときに宇宙を駆けるよだかを偶然見つけた。
いっきに見た。引き込まれて、YouTube
ジャニーズWESTの証拠のMVをみつけた。



涙が止まらなかった。
がんばってる証拠だよ、
すべてを肯定してもらえた気がした。

うまくいかない現実もさくまさんへの愛も
なにもかもがんばってるよ、間違ってないよ。
力強い歌声に涙は止まらなかった。
何度も何度もリピートした。




そのときはジャニーズWESTのメンバーは
重岡さんの名前しかわからなかった。



証拠を見つけたそのあとに見つけたのはプリンシパルの君へ。
YouTubeで1番最初にでてくる、パフォーマンスを集めた動画です。





キラキラしてる望くんを見つけたのは
このときだった。





この人、王子様みたい。
雑誌のモデルの人だよね名前なんだっけ
歌声好きだなぁこんな風に笑うんだ




でも心の軸にさくまさんがいる自分は
これだけじゃ動かなかったと思う。


そういえば、WESTの番組パラビにあったな。
毎週さくまさんを見る為に契約していたパラビ。
いつもぐちゃぐちゃした感情で見ていた。





世界が変わった。パパジャニを見て。
ずっとこんなに楽しいことなんてあるんだ。
こんなに平和な気持ちっていつぶりなんだろう。

あ、この人
のんちゃんって呼ばれてるんだ。
望。のぞむ。
かわいいな。おもしろいな。かっこいいな。
この人全部持ってるんだ。


好きを自覚したスピードは多分
さくまさんよりも早かった。


グループ年長組の1番身長の低いさくまさん
最年少の1番身長の高い望くん
見た目はね、真逆を行くような2人を好きになった。



WESTのパフォーマンスを見れば見るほど
WESTの番組を見れば見るほど好きは増えた。


7人の中にいる望くんが1番好きなのは間違いない。
それが私は今とても嬉しいです。



最近気づいたことは、
私はさくまさんが好きだった。
グループの中にいるさくまさんが好き、
そうじゃなくて
さくまさんが好きでした。
人として、男性として、心から。
だから、メンバーとの絡みが楽しいとか嬉しいとか
あんまりなくって。
それって、結構壊滅的なんだよね。
なにがってまず、ダンスもMCも歌も。
さくまさんが映らない、楽しくない、おもしろくない。


彼ら主演の映画も見ました。そのときは
WESTと一緒に推していけたら、そんな気持ちだったよ。
それはWESTのファンクラブに入る前の話。


彼のダンスは思った以上に映らなかった。
彼にしかできない表現がそこにあったはずなのに。


私と彼だけの間の話として聞いてください。
彼の所属するグループのメンバーは
この話にはもうすでに関係ないので。


悲しかった。映画を見て、やっぱり好きだ
大好きだって言いたかったのに言えなかった。
もう見えません。ごめんね今までありがとう。
ごめんなさいこんなに好きだったよ
わかってる全部全部グループの為だよね
あなたが大好きな8人をみんな愛してあげられなくてごめんね
その日から毎日毎日泣きました。
馬鹿みたいなほんとの話なんだ。これが。



さくまのファンはこんなさくまが見たいと思うよって
誰かメンバーは言ってくれましたか?
それだけずっと聞きたかった。
それともあなたがそれを拒みましたか?


もうその答えを私は聞くつもりもないけど
ここに書くことだけ許してね。




WESTの褒め合う関係性に惹かれたのは事実で
誰かが誰かを下げたところで
フォローも、言われた本人も、ファンを笑顔にさせることを
絶対に忘れないことを私は感じてて。

おもしろければいいだとか、番組がおもしろくなればいいだとか
パフォーマンスがどうだとか
あとから入ったメンバーがどうだとか
つかれてしまった。


もちろん、ジャニーズそれぞれのグループに
それぞれのメンバーへの愛情の示し方
グループの在り方、魅せ方、ファンへの思い
グループの数だけあるのはわかっています。
だから、さくまさんのグループが悪い、とか
そんなことは1ミリも思っていないです。
メンバーに恨みがある、そんなことないです。
みんなそれぞれの思いの中で努力している人達です。


ただ、私と合わなかった。
合っていなかった。ただそれだけ。
たったそれだけのことだけど
それが苦しくて、抱えきれなくなった。
箱で推せなくたっていいじゃん、
友達にはそう言われました。
でもグループにいるさくまさんを見るのが辛くなった。
どうすればいいかわからなくなった私を救ってくれた


望くん。

ジャニーズWEST



望くんへの激重感情にはこんな裏話がありました、
というただそんなブログです。





実はWEST垢でお友達になってくれた子に
面倒見がいいよね、ありがとうと言われることがあるんだけど
それは多分、さくまさんを通じて知り合ったお友達の影響なんだよね。


私がさくまさんを好きになったことで
繋がることができた大好きなお友達がいて。
だから私がさくまさんを好きになったことには
本当に意味があったこと、なんだと思うのね。




現実の夫はしげおかさんと同い年なんだけど
まぁ世間のことを何も知らない実家暮らしの人と結婚して
たくさん衝突しながら、もうすぐ7年がたちます。

子どもがいたからここまでやってこれた。
子どもがいるからがんばれた。
そんな気持ちと同時に浮かぶのは
私なんかが子どもを育てきることができるのか。

元々自分は子どもが欲しいとかあんまり思ったことがなくて
好きな人と結婚して、相手がそれを望むのであれば
できたらいいよなぁくらいの感覚でした。

それが今ふたりの子どもの母親で。
料理もへたくそ、裁縫もできない
家庭的なことなんて全然できないです。

ぜんぶうまくいかなくなると
子供の前でも発狂したくなるときがある。
実際大きな声を出したことも何回もある。


むいてない。母親も、妻も。
何度も思ったんです。
でも、妻は投げ出すことできるけど
母親だけは逃げれるものじゃないし
どれだけイライラしたって私が生み出した唯一の宝物なのは
この世界でこのふたりしかいないわけで。


毎日葛藤しながら、生活していて。


こないだ流行りの占いの結果ツイしたんだけど
夫は桐山さんと同じ星だったのね。
ちなみに私は中間さんと同じ。

とても笑わせてくれるし、子どものことがだいすきで
まじめに働いてくれる。
でも私がイライラすると最初は宥めてくれるんだけど
結局同調するんです。イライラの伝染。


だからイライラすると話さなくなるし、結局私は自分の機嫌は自分でとらないとだめなんです。


だから脳内で推しと会話するっていう世界線で生きてるんです。



望くんに出会えてよかった。
生きていてよかった。
あのとき死ななくてよかった。



WESTで初めて買ったライブDVDは
WESTivalでした。


何万回だって「君が好き」
何度も何度も聞いて、泣いた曲です。


この手だけは離さない。


望くんのこのひとことが
私の心にずっとずっとずっと響いてて。



実は、きみへのメロディーでもサビ終わりの


離さないから


望くんが歌ってます。






私は、12月、1月
さくまさんのことトラウマみたいに
逃れられない呪縛みたいに思っていて。

また、自分が手を離してしまうんじゃないか。
そんな恐怖と隣り合わせで
恐る恐る望くんを知っていってました。


そんな私に、離さないから
って言ってくれる望くん。


私がもし怖くなって、離れようとしたって
きっと望くんは離してくれないんだろうな。
それが心地いい。
怖がってる私を離さないでくれる望くんと
ずっとずっと恋していたい。





ごめんね、俺の力不足だった
ありがとうね、メンバーを嫌いにならないでいてくれて。
ありがとうね、ずっと好きでいてくれて。
またいつかお前が俺のこと見てくれるようにがんばるからさ。



さくまさんからはこんなことを言われてました。
あ、全部もちろん妄想だよ。
だけどね、これに私はいつも脳内で答えられなくて
切ない失恋ソングなんて聞きながら泣いてたんだ。


それがやっと答えられた。



私は望くんから離れないよ。
望くんがだいすき。ジャニーズWESTがだいすき。
だから、私が居なくても、
メンバーとファンともっともっとがんばって
世界で活躍していくグループになってね。
心から応援しています。
たくさんの感動と優しさをありがとう。



やっと言えた。気持ちが晴れた。
さくまさんを見ても
心はなにも動かなくなりました。


こんなことってあるんだね。
ジャニーズWESTってすごい。
望くんってすごいよってこと。



実はね、私ジャス民のお友達つくろうなんて考え
だぶとら配信のときは一切思っていなくて。
怖かったんです。それも、恐怖でした。

離れることで切れる縁ってどうしてもある。
無性に苦しかった。
さくまさんとさよならしましたと
前の垢で話した時、とても優しい子ばかりで。
またWESTの話、ここでも聞かせてほしいと言われました。
でもそんな場違いなことぺらぺら喋るようにもできなくて
結局仲良しの友達にたくさんWESTの話聞いてもらってて。


このままでいいのかなぁ?なんて思って。
自分の望くんへの気持ちが元々重いこともわかっていて
地雷が多い。自覚してました。
だからこそ怖かった。

だめなら消してしまえばいい、
最終的な気持ちはこれでした。
とりあえず、はじめてみようと思った。


このブログ読んでる子は知ってのとおり
結局繋がって、不快だ、ダメだなと思った方を
いっせいにブロ解しました。


こんなやつと仲良くしてくれてるみんなには
感謝しかないし、毎日暖かい気持ちで
ここのTL読めるのが幸せで。



WESTに出会えてよかった。


供給が多いと怖くなる、これは私の1番のトラウマかもしれないなと最近思います。
離れたくなるんです、苦しくなると。


でも望くんは離してくれないし
WESTの7人があの笑顔で笑っててくれるなら
ずっとここにいられるような気がするから。



ずっと望くんを好きでいさせてほしい。




このブログは自分の気持ちを整理するためにかきました。
きっとすぐに消します。
さくまさんの足枷になるようなものはすべて。



もしここまで気持ち悪いと思いながらも
読んでくれた友達がいたのなら
ほんとにありがとう。


これからも激重のままだと思うけど
マイナスな感情より幸せに望くんと共に
生きていこうと思う。



だいすきで溢れる世界で今私は幸せです。